2019/04/03にGMOクラウド株式会社で開催された、WebGLで動く3DブラウザゲームをPlayCanvasで簡単に作っちゃおう【ハンズオン】に参加させていただきました。そこで得られた知見を共有したいと思います。
Contents
参加した理由
ブラウザ上で完結するクラウド型3Dゲームエンジンという点に興味を持ったからです。
ゲーミフィケーションや映像制作、web上のリッチコンテンツ制作などに役立つ可能性を検証したく参加しました。
リッチコンテンツ例:BMW
https://playcanv.as/p/RqJJ9oU9/?overlay=false
PlayCanvasハンズオンとは
1時間でブラウザゲームを開発から公開まで体験できます!
https://playcanvasjp.connpass.com/event/124447/
ブラウザ上で動くWebGL+HTML5のクラウド型3Dゲームエンジン”PlayCanvas” 開発から配信準備までを一貫して行うことが可能で、ゲーム開発初心者がつまづきやすい開発ソフトのインストールやサーバー準備等の手間が不要なため、ゲーム開発初心者の方にはもってこいのソリューションです。
ブラウザ上で高品質な3Dグラフィックス表現が可能なWebGLは、PCとスマートフォンどちらからもブラウザを通して体験できるゲームプラットフォームとしてますます注目されてきています。
今回は初めての方向けの導入編PlayCanvasハンズオンを実施いたします。ソフトのインストール不要、ブラウザ上で開発、ワンクリックで公開とパワフルなソリューションとなっております。
ハンズオンでは実際に簡単なミニゲーム開発を通して、PlayCanvas Editorのご説明から、ゲーム開発に必要となるキーボード入力や、デバック作業、オブジェクトのクローン、物理演算等、手を動かしながら理解を進めていきます。
イベントの最後では、PlayCanvasの最新機能や、事例、面白い組み合わせ方等も簡単に紹介する予定です!
ハンズオンの内容
事前にチュートリアルが準備されていたので、スムーズに進行することができました。
また、スタートのプロジェクトも用意され、そちらをフォークすることで自分のプロジェクトとして編集を開始することができました。
ハンズオンで、実際に完成したゲームです。
カーソルキーで戦車を動かし、スペースキーで弾を発射します。
https://playcanv.as/p/mn2Fjxr4/
PlayCanvasの印象
クラウドベースなので、環境構築等を考える必要もなく制作開始できるのは素晴らしいですね。
PlayCanvas EditorのUIも、シンプルで明確なので、とても分かりやすいです。
Unityと比較すると、設定項目の数が少ない印象です。この点は、操作がスピーディに行えるという利点にもなります。迷いも生じにくいですし。
スクリプトはJavaScriptを使用しますが、独自の記述方法に若干のクセがあるかもしれません。これはユースケースをいくつか試してみることで、勘所は身につきそうです。
お値段は、FREEプランが¥0(パブリックプロジェクトのみ制作可)、PERSONALプランが¥2,535/シート・月、ORGANIZATIONプランが¥8,450/シート・月です。
案件が動けば当然ペイできる価格帯だと思うのですけど、検証期間などで収益が上がるか分からないけどパブリック状態にしておくのは不安。。というタイミングもあるので、PERSONALプランがもう少し安くなると嬉しいところですね。
twitter上のコンテンツ制作なども可能なようですので、とりあえずいろいろ試して検証してみます。
https://www.slideshare.net/PlayCanvasTeamJapan/html5-conference-2018playcanvas20181125